全日本スキー選手権速報

動画:37歳湯浅直樹、2位に1秒以上差をつけ圧勝。女子は向川桜子優勝。全日本選手権男子SLスキー技術解説

Goran Jakus / Shutterstock.com

昨日、北海道・阿寒湖スキー場にて2021第99回全日本スキー選手権が行われました。男子GSは悪天候で今日4日開催となり、3日は男女のスラロームの開催となりました。

 今大会は新型コロナウイルスの中で行われているので、世界選手権4名(安藤麻、水谷美穂、加藤聖五、小山陽平)の出場はなく、主に国内組でのレースとなったわけですが、男子回転は2大会ぶり、37歳の湯浅直樹選手が1本目他の選手が54秒だったのに対し、52秒台を叩き出し、結果2位の成田選手に1秒以上差をつける結果となりました。

また、17番というゼッケンで怪我で第1シードからも外れた成田秀将選手が2位につけてきており、存在感をきちんと示してきた感じもあります。

 女子は向川桜子選手が1分51秒87で優勝。蓮見小奈津選手0秒91差の2位、前田茉里乃選手(松本大)が3位という結果となりました。

動画:2021全日本スキー選手権男子SLのテクニック解説。国内は徐々に選手層薄まっているのが課題か。


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まずレースの感想からなんですが、一見37歳の湯浅直樹選手は凄いと思う感じもするのですが、逆に言えば若手が育っていないという側面もハッキリ見えたレースではないかと思います。

 その辺は全日本スキー連盟(SAJ)側も重々承知している内容ではないかと思いますが、今後少子化がさらに進み、モノに対し円の価値も下がってきて(130円のパンが現在170円です)いる状況で、世界で戦うにはより多くのお金を必要とする時代に入ってきています。

 果たして、「スキー」というスポーツは投資金額に見合うリターンを提供できる産業なのか疑問にならざるおえないのですが、少なくとも確実に言えるのは

スキーというスポーツはさらなるお金持ちが勝つ時代になってきている

のは間違いのない流れかと思います。

 さて、技術的な話になりますが全体的に見ると今大会の1つのキーポイントとなるのが1本目スタート直後の急斜面ではないかと思います。阿寒の場合、GSにしろSLにしろここの急斜面でスピードを失うと、ゴール手前まで加速する部分がないので絶対ミスをしてはいけない箇所で有名です。

 急斜面は弧を意識してくる選手、湯浅選手みたいに多少ずれても縦に攻めてスキーの返しを重視する選手もおり、結果湯浅直樹選手だけが1本目52秒台という異次元のタイムを出しています。ただ、本人は精彩を欠いているとコメントしているようなので、全盛期に比べればテクニック的に見て劣っているのが事実かと思います。

 また、湯浅直樹選手は阿寒でかなりトレーニングを積んできているので、その成果も出たのかなといった印象も受けます。これが別の会場だったら果たしてどんなタイムでゴールしていたのか非常に気になるところですが、急斜面でのターンは他の選手よりも短いところを見るとやはり1つ上のレベルにいる感じに思えます。

 逆に言えば、若手がこのレベルに来ていないということなので、相原史郎選手ら次の世代の成長を期待したいですね。

以下はリザルトと男子回転の動画です。

FIS公式のリザルトはこちら

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